ON異常犯罪捜査官第7話感想!自分の命は好きにしてもいいのか?

今回は連続服毒自殺についてです。体中のあらゆる臓器を破壊するという猛毒を飲んで自殺する事件が発生し、自殺を援助している者の存在を捜査すると、意外な人物が浮上します。

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第7話感想

藤堂比奈子(波瑠)達は、連続服毒事件の裏にいる自殺援助者のAIDが誰かを突き止めるために捜査を始めます。

藤堂がよく行くレストランの従業員が、自殺を考えており、その女性はAIDと呼ばれるサイトに登録していました。死後、臓器提供を希望する者が集うサイトです。初めは自殺を止めようと説得するAID運営側ですが、それでも自殺の意思を貫こうとする者に対して、楽に天国に行けると言って薬を送りつけ、苦しい死を提供している可能性が出てきました。

鑑識の三木(ジャングルポケット斉藤)は、自殺者を装ってサイトにアクセスし、反抗的な態度をとりまくった結果、AID運営者・信者に拉致されます。無事に命は助かりましたが、たとえ捜査の一環でも、人から恨まれるようなことは極力しない方がいいですね。また、その三木の彼女でもあるレストラン店長のファインプレーによって自殺を思い止まった従業員の女性にもAIDの手が及ぼうとします。中島先生(林遣都)からのプロファイリング結果には

「犯人は、自殺志願者に強い恨みを持っている人間。そして、自分自身もカウンセリングを受けたことのある人物である」

とありました。また、藤堂自身も、犯人が送りつけた毒で実際に自殺をした者の正確な人数を把握していたことから、犯人は警察関係者ではないかと気づきます。その結果、一人の警察官に辿りつきます。

その人は、飛び降り自殺をした人の下敷きになって子供をなくし、そのショックで妻も自殺してしまった悲しすぎる過去を持つ巡査でした。「自分の命なのだから、自分でどうしようと勝手だ」とか「殺人はいけないけど、自殺は誰にも迷惑かけないじゃないか」という人が、世の中にはいるかもしれませんが、この巡査のように、身勝手な自殺者に人生を狂わされる人もいるかもしれないし、自殺することで悲しむ人もいるから、やはりダメなことだと思います。殺人だけでなく自殺も、少しでもなくなればいいなと心から思います。

今回、事件とは別に藤堂の過去がまた少し明らかになりました。中島先生には、過去をすべて話している藤堂。中島先生は、藤堂の闇に光をあて、殺人者になることを止めることができるのでしょうか。

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