「世界の果てまでイッテQ」4月17日放送は恒例のカレンダープロジェクト。
今回は2017年2月のカレンダー用風景を撮影するためにヨーロッパへ!
赴いたのはご意見番出川さんとデヴィ夫人でした。このロケでデヴィ夫人の強運が発揮されました。
カレンダープロジェクト
イッテQのカレンダープロジェクトと言えば、2010年から始まった企画で
- イッテQメンバーがカレンダーに使う月ごとの写真を撮影しに世界各地へ出向き、その月に合った風景を撮影する
と言うものです。これまでに、2011年版~2016年版が作成され、現在放送されているのは来年、すなわち2017年版のカレンダー制作の企画です。
2017年2月のカレンダー
今回の撮影はご意見番の出川哲朗とデヴィ夫人の名コンビが、絶景を撮影するためにヨーロッパへ飛びました。お題は
- 死ぬまでに見たい運試し絶景ツアー
でした。
運試しってどんな意味なのか?と思ったら、今回の絶景は「なかなかお目にかかれない絶景」なのだそうです。
その絶景とは
- イタリア・ミラノの船が宙に浮いて見えるビーチ(確率15%)
- フランス・エギーユデュミディ展望台からの景色(確率25%)
- ドイツ・天空に浮かぶホーエンツォレルン城(確率2%)
の3つ。
出川とデヴィ夫人の軽妙な掛け合いも相まってか、撮影に期待をもたせます。
運があるのか無いのか
放送はイタリアから。条件が揃わなければ見られないと言う、船が宙に浮かんだように見えるビーチであるランペドゥーサ島ラビットビーチは、残念ながら風が強くて船を出すことができないという”不運”に見舞われてしまいました。確率15%には惨敗。
出鼻をくじかれたご意見番と夫人でしたが、気を取り直して向かったのはフランス。
そこは標高3842mにある展望台から望むアルプス山脈の絶景。標高を見ておわかりのように、富士山よりも標高が高いため天候が不安定なので簡単に絶景を観る事は出来ません。
が、ご意見番と夫人が訪れた日は朝から快晴に恵まれての絶景で、確率25%を見事手中にしたのです。しかし、そこでの写真撮影は良いショットが撮れずに不完全燃焼でした。
最後はドイツ。最も確率の低い2%と言う激レア風景である
「天空に浮かぶお城」
です。前ふりとして、デヴィ夫人が見たいといったドイツのノイシュヴァンシュタイン城を、パラグライダーに乗って見ると言う企画も霧の影響でキャンセル。風景はドローンで撮影することになるという「不吉?」なスタートとなってしまいます。
そして、本命である天空に浮かぶホーエンツォレルン城の撮影へ。
前日番組スタッフが訪れた時は霧が発生せずに普通の風景となってしまいました。と言うのも、前回天空に浮かんだのは昨年の11月で、撮影時の4か月も前の話なのでした。
この景色を見られる条件としては
- 前日気温が上がり
- 翌朝冷え込む事
で起こる放射冷却現象によるもの。
果たして絶景は見られたのか?
強運発揮?
ご意見番と夫人は日の出前から現場にスタンバイ。絶景が見られる確率の高い時間は
日の出から2時間
だそう。この日の気温は氷点下5℃。そして日の出を待って見た景色は
見事な天空に浮かぶホーエンツォレルン城の景色でした!
たった1日のロケで確率2%をクリアしてしまったのです。これはデヴィ夫人が強運なのか?それとも出川が強運なのか?
いずれにしても、見事な風景写真をゲットして無事カレンダープロジェクトは終了でした。
出川・デヴィのコンビは、やっぱり何か持っていますね。デヴィ夫人は出川さんに対してあまり怒ったりしないので、いい意味で良い関係を保っている気がします。そんな2人の引きの強さが成せた企画だったと言えるのでしょうね。