「世界一難しい恋」の第2話では、主人公の鮫島の不器用ながらも可愛らしい部分が、第1話よりもたくさん溢れ出ているように感じました。
「俺はただ、彼女とおしゃべりがしたいんだ」
というコメントは、それを象徴する言葉でした。
第2話感想
変わって行く鮫島
一度のミスを許さず従業員をクビにして、その社員がライバル会社に就職するという話を聞いて激怒した鮫島に、
「これ以上、松田さんの人生を邪魔しないでください」
と正論を堂々と述べる柴山の言葉や、
「器の大きい人間にならなければ、社長としても、男としてもダメだ」
と秘書から諭され、鮫島も心を入れ替えて一生懸命に色々と行動する様子は、とても応援したくなりました。
柴山にベルギー人の彼氏がいる説に関しても、すでに別れていることが明らかになり、鮫島と柴山の関係も、スローペースではあるものの進展しているようなので、よかったです。
デキる鮫島も見たい
しかしながら、今回は鮫島のおちゃめな人間性ばかりにスポットが当たっていたために、社長(ビジネスマン)としては、とても優秀な人間という設定が少し崩れているようにも感じました。そのため、次回は鮫島の敏腕社長ぶりがわかるようなシーンもあればいいなと思っています。
私自身も、メーカー企業の本社経理として働いていたため、社長や役員との関わりは比較的多く、一緒にお昼を食べに行ったり、飲み会に偉い方が参加される状況がありました。
社長や役員は50代・60代だったので、このドラマのようなピンク色な感じは一切ありませんでしたが、話をする時はやはりとても緊張しましたし、時より気さくに声をかけて頂いたり、少しでも親切にしてもらえると、それだけで嬉しかったのを思い出しました。
鮫島も、動機は不純ですが、他の社員に優しくなったり、交流が広がることは、会社にとってはもちろん、従業員の満足度にとってもとてもプラスな出来事だと思います。
ライバル会社の和田社長が柴山のことを知っていて、会社に引き抜きたいと発言していた最後の発言が、今後どういう展開をもたらすのかについても楽しみですね。