第6話では、色々な登場人物の真の姿が明らかになりました。
前回の終わりに幸平(伊藤英明)が真里亜(木村佳乃)をスタンガンで攻撃し、2億円を奪いました。真里亜(木村佳乃)は、幸平との離婚協議にあっさり応じます。そして、愛人の杏奈(相武沙紀)に「幸平を譲ってあげる」発言をします。
第6話感想
それを受けて、まず明らかになったのは杏奈の本性でした。彼女は研究員として某会社で働いていた頃から真里亜を知っており、金と美貌を併せ持ち、余裕からか人格者でもあった真里亜に、嫉妬と憎しみの感情を抱き続けていたのです。
そんな中で幸平と出会い愛人関係になったため、幸平と一生添い遂げるつもりなど全くありませんでした。真里亜に「譲ってあげる」発言をされて、ますます幸平のことなどどうでもよくなったようです。
幸平とは遊びだろうとは私も思っていましたが、真里亜への憎悪がこんなにも深いものだとは思わなかったので、びっくりしました。
そして今回、隣人の歳の差夫婦の秘密も明らかになりました。仲の良い年の差夫婦の実態は、なんとレンタル夫としてドライに仕事をする若い男と寂しい中年女でした。
レンタル夫は杏奈に近づき
「2億円のために手を組もう」
と持ちかけます。二人が恋仲にあると思った中年女は、物語の終わりに杏奈を襲います。
女の嫉妬って、やっぱり恐ろしいものだなぁと思いました。レンタル夫の方は、けっこう頭の回転が良さそうなので、杏奈に手を組むことを断られたものの、まだ今後の重要場面で登場してきそうな気がしました。
捨てられる公平
幸平は、せっかく2億円を奪ったものの真里亜からも杏奈からも捨てられて、その事にうっすら気が付いている様子です。人間、どんなにお金があったとしても、ひとりで孤独では、全然楽しくなくて、むなしいだけなのだなぁとしみじみ感じました。
最後に、これは本当か疑わしいですが、真里亜の秘密も明らかになりました。
真里亜は、高校時代の家庭教師である木暮(佐々木蔵乃介)と恋愛関係にあり、こっそりと愛を育み続けてきました。そして、今では一緒になるため、幸平と離婚、もしくは殺そうとしているというものです。真里亜は杏奈に
「幸平を殺すための毒を作ってほしい、死体は私と木暮が処理するし、保険金の2億円と店の経営権をあげる」
と持ちかけます。
杏奈は手を組んだふりをして、一部始終を幸平に話します。次回の真里亜と幸平で殺し合いから、目が離せなさそうです。