ドラマ「ドクターカー」の8話のネタバレ感想です!
今回の話は、親子の絆をテーマにした内容でした。手術を拒む父親と、娘のいざこざ対決。それに、主人公の一花は巻き込まれていきます。というか、自分から世話を焼こうとする感じですね。治療のために、プライバシーにどこまで介入する?または、それができるか?って、けっこう難しい問題ですね。でも一花なら、どこまでも介入していきそうな予感。
8話のドクターカーでは、その辺りの問題はどうだったのか?いろいろと書いてみました。
医者は他人の問題も治す?介入したい気持ちはわかる
重い病気でありながら、診察も手術も拒むという中年男性が今回の患者です。こういう患者ってよく色んなドラマにも出てきますよね。もちろん一花は、彼の病気を治したいと思っているようです。でも、娘を含む彼ら親子の問題が絡んできて、なかなか手術をさせてくれない。
確かに彼を放っておくことはできないと思いますが、プライバシーに介入しないと問題が解決しない状態……。一花の責任者で、彼女をいじめている?朝城も
「お前の担当はなんだ(介入するのが仕事じゃない)」
と怒ってしまいます。いじめっ子なりに、一花を人として叱ってくれたといってもいいでしょうね。「ここまですることない」という朝倉の意見も、「なんとか説得して助けないと!」という一花の意見も、今回はどちらも間違っていないと思います……。
朝城と一花、どちらかというと、どちらが正しいのか?
でも、この答えは、ドクターカーなら簡単に出ますね。
医者ならほとんどの人はしない、でも一花だったら全力で助ける
ただそれだけの話かな、と。
そもそも患者のプライバシーへの介入って簡単じゃないし、治療ってもっと患者の背景とかも大事でしょう。でも、実際は患者に寄り添うって難しい!現実問題っていうのがありますよね。でも、一花は他の医者と違いますからね。人のためならなんでもする、だから医者になったという感じだと思いますし。
ちなみに今回の問題は、娘にお金の負担をかけることになる。だから手術を拒んだ。という流れがあったからこそ、一花は無事、円満解決できています。でも、事情が穏やかじゃなかったら、お前のせいで色々と変になった!と言われたりして、ややこしくなっていたかも?
一花の場合、意外と周囲が寛容???
これは介護のプロが言っていたのですが
- どこまでもしてあげたいけど他の患者もいる
- 色んな問題があるし、色々とやってあげたいけどできない
これが現実的な話かなと思いますね。一花がそうではない理由は、周りをまったく気にしない性格もあるでしょう。あと、実際そんなことしたら辞めさせられる気がするのですが、
「意外とこの病院、周囲が彼女にかなり寛容なのでは?」
ということですね。朝倉を含め(彼の場合、面白がったり、利用するために泳がせたりするだけでしょうけど)、敵か味方かわからない女医さんも出てきますが、色んな嫌なやつも、意外と一花の行動には、一目を置いているような気がします。この辺りが、ドクターカーがなんとか成り立っている理由かな?と。
いじめられっ子に見えて、実は、いい意味で甘い環境にいるのかも?
一花ってまさしく人の問題に介入しすぎるようなタイプ!でしょうけど、そこがまたいいんですよね。主人公って感じです。