TBSのバラエティ番組「マツコの知らない世界」。
1月24日放送では
マンガ飯の世界
でした。
マンガ飯の世界
毎回毎回、自分の世界を紹介してくれるゲストには驚きを隠せませんね。
「美味しんぼ」「深夜食堂」などのグルメマンガに登場する料理から、果ては、ギャグマンガに出てくる料理まで、興味の赴くままに再現してきた梅本さんがその数々をマツコに披露!
特にこの梅本さんは、マンガに出てくる料理はレシピが紹介されていなくとも、自分なりにプロファイリングして作ってしまうツワモノ。
ただし、最初から「マズイ」とわかっているものは作らないそうです・・・。
しかし、作った後で必ず
「これは器がかぼちゃである必要はなかった」
とか
「お風呂でローストビーフ煮るより、鍋で煮た方が楽」
などと否定的なコメントを言うのですが、それも含めて楽しんでいるんでしょうね。
包丁人味平
そんな梅本さんが再現してしまった料理の中にとんでもないものがありました。
なんでも、今や数多く存在する料理マンガの草分けと言える作品
包丁人味平
にカレー戦争のお話で登場した
ブラックカレー
を再現してしまったのです。
包丁人味平のカレー戦争は、駅を挟んだ両側に対峙するデパートの集客合戦の目玉にカレーを使った話で、お互いが新しいカレーで勝負を繰り広げる料理勝負のマンガだったのです。
ブラックカレー
その中に登場するブラックカレーは、カレーのインド屋のチーフコックであり、カレー将軍と呼ばれる鼻田香作(はなだこうさく)が、味平カレーに対抗して作った最高傑作のカレーです。
そのカレーたるや、見た目はコールタールのように真っ黒で異様なカレーなのですが、一口食べると不思議な味が口いっぱいにひろがり、不思議と次々とカレーを口に運んでしまう魔力を持っていたのでした。
再現できてません
梅本さんが再現したブラックカレーはこちら。
確かに色は黒いですが、味はどうなんでしょうか?
マツコが食べたところ
「まずいです。これは何度も口に運ぼうとは思いません」
とキッパリ!!
そもそも、間違いなく再現に失敗しています。
カレーのスパイスや玉ねぎや具材などを炒めて黒く焦がして作ったと言うブラックカレーですが、肝心の味はサッパリだったようですね。
「圧倒的に足りてない!」
とマツコも突っ込んでいました。
ちなみに、マンガのブラックカレーは
世界中のあらゆるスパイスを駆使して完成したカレー
なのですが、カレーの香辛料の中には麻薬に近い成分のものもあるそうで、このブラックカレーからもそのような成分が検出されたために、鼻田香作は警察に逮捕されてしまうのです。もちろん、ブラックカレーも販売中止になってしまいます。
ツイッターなんかでもブラックカレーにたくさんツッコミツイートされてました。
みんな味平読んでたんですね。