鯨船で出動し悪を容赦なく斬捨てる勧善懲悪時代劇「破れ奉行」が凄い

最近のテレビドラマには時代劇が少なくなりました。あってもNHKの大河ドラマくらいではないでしょうか?

時代劇がドラマの大半を占めている時期がありました。水戸黄門や大岡越前、桃太郎侍などが有名だと思いますが、今回はそんな中でも萬屋錦之介さん主演の時代劇

破れ奉行

を紹介していきたいと思います。

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破れ奉行

この時代劇は、1977年4月から12月までテレビ朝日系列で毎週火曜日夜9時から放送されたものです。作品は全39話。

主役の速水右近(萬屋錦之介)は江戸時代世徳期に、深川奉行を拝命することになりますが、当時の深川は町奉行の手が及ばない江戸の掃きだめともいうべき場所で、盗み、殺人、抜け荷などの犯罪が起こるスラム街のようなところ。

その深川から諸悪を根絶するために遣わされたのが速水右近と言うわけですが、とにかく設定が滅茶苦茶なのでした。

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斬捨て御免

並大抵のことでは深川の治安を治めることなどできないと感じた速水は、自身を深川奉行に推挙した老中稲葉越中守に

「悪は相手が坊主だろうが役人だろうが関係なく斬捨て御免の権限を与えてほしい」

と深川奉行拝命の条件を付けますが、当然それは叶えられません。しかし、そこは時代劇。

上様から刀(葵の紋入り)を拝領します。そして、それは速水の望んだ斬捨て御免を実現するための苦肉の策、すなわち

汚す者あらば将軍家の権威を汚す者として許さず斬り捨てても良い

と言う証となるのです。

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鯨船で出動する

深川と言う土地柄もあるのか、悪人退治に出動するときに使われるのが鯨船でした。

速水右近は頭巾を被って船の船首に立ち、後ろでは漕ぎ手二人がもの凄い勢いで船をこぎ進めるのです。そのときのスピードと言ったら人力で漕いでいるとは思えない速さです。

そして、速水は手に鯨を仕留める銛をもっての出動・・・と言うのがこのドラマのクライマックスとなります。

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場合によっては鯨船を悪人の屋敷(主に悪人は幕府の要職に就くものだったりする)へ乗りつけるだけでなく、屋敷にぶち当てて破壊してしまうという大胆なシーンもあったりします。この辺りは他の時代劇には絶対になかった描写だったでしょうね。

てめえらぁ斬る!!

悪人の屋敷に乗り込んだ速水右近は、その悪行の数々を断罪するのです。その際、頭巾を外して深川奉行・速水右近であることが相手にわかるのですが、そこで拝領刀の登場です。刀に付けられた将軍家の家紋である三つ葉葵を悪人に見せ

「頭が高い!天に代わって破れ奉行、てめえらぁ斬る!!」

と決めセリフを言ってから立ち回りが始まるのです。

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その強さは圧倒的で、どんな手練れもまさに一刀両断!悪党が何人いようが関係なしで次々と斬って捨て、最終的にはみんな斬られてしまうのです。

最後には懐から和紙を取り出し、拝領した刀をぬぐってから撒き散らすように紙を捨てると言うのがパターンでした。

萬屋錦之助の服装も不思議

「破れ奉行」以外にも「破れ傘刀舟悪人狩り」や「破れ新九郎」と言う時代劇も別シリーズとして作られ「破れシリーズ」と言われていたのですが、萬屋錦之助さんの服装がいつも不思議だったのです。

それは、江戸時代にもかかわらず

どう見ても現代のパンタロンに似たズボン

を履いているんですね。型破りな役だけに、多少時代考証に問題があっても関係なかったのでしょうか?

しかし、この「破れシリーズ」は勧善懲悪、予定調和のスカッとさせてくれる時代劇であったことは間違いないでしょう。YouTubeにも多くの動画がアップされていますので、気になった方は御覧になってはいかがでしょう?

※初回のシリーズを載せておきます

ホントに型破りで今見ても面白い時代劇ですよ。

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