NHKの桑子真帆アナウンサーと言えば、ブラタモリでタモリさんとあちこちを巡りながら、相手がタモさんであろうがストレートなやり取りで人気があったことで有名です。
2016年4月からは、NHK夜11時台の報道番組「ニュースチェック11」に異動し、NHKとしては異色の報道番組の顔として活躍してきました。
そして、わずか1年の2017年4月から、再び異動し夜9時の「ニュースウオッチ9」のメインキャスターに抜擢されました。
桑子真帆のキャラ
ここで桑子真帆アナウンサーの経歴をおさらいしておきましょう。
- 2010年にNHK入局。
- 2010年から2012年はNHK長野局へ配属されローカル番組を担当。
- 2013年から2015年までNHK広島局へ配属。NHK BSプレミアムで放送されている4歳~6歳児向けのお笑いバラエティ番組「ワラッチャオ!」初代お姉さんとして活躍。
- 2015年より東京アナウンス室へ配属となり、ブラタモリ2代目アシスタントとなり人気を博す。
- 2016年4月より「ニュースチェック11」のメイン司会として活躍。
桑子アナのキャラはなんと言ってもこの明るさです。
NHKらしからぬ「ゆるさ」をいい意味で持ち合わせており、それが桑子アナの持ち味となっているのです。
本来はバラエティー向け
桑子アナが一躍有名になったのは、何と言っても「ブラタモリ」の2代目アシスタントに抜擢されて以降でしょう。
タモリさん相手に物おじせずに、ガンガンツッコミを入れる性格はタモリさんからも絶賛されたそうです。ただ、なぜかロケの時に雨や嵐に遭遇することが多く、タモリさん曰く
「雨女ならぬ嵐女」
と揶揄されていました。
しかし、そこまで言わせるのも桑子アナの性格の良さが成せることでしょう。
ニュースチェック11もゆるかった
2016年4月からスタートした報道番組「ニュースチェック11」も、民放各社は比較的真面目?なスタンスでニュース番組を制作している中、NHKは桑子アナのキャラクターを生かしてか、とってもゆるい感じの報道番組になりました。
スタジオには標語なんかも貼ってあり、視聴者の目を引きました。
毎回違った髪型にも注目が集まり「桑子アナの番組」と言うカラーがしっかりと定着していたように思います。
ニュースウオッチ9へ
「ニュースチェック11」でコンビを組んだ桑子アナと有馬嘉男キャスターがそのままの形で2017年4月から
ニュースウオッチ9
へ異動になります。
有馬さんも、結構ゆるい桑子アナに合わせて、いい味を出してくれたのですが、9時台に移ってしまうとそのキャラが生かせるのか心配になってしまいます。
やはりNHK夜9時のニュースと言うと、NHKらしいニュース番組って言うイメージで、どちらかと言えば
おカタいニュース番組
って感じです。その時間帯のニュースを、ゆるいものにしてしまうのか?それとも桑子アナのキャラを殺すことになっても真面目路線で行くのか?が興味をそそります。
内心は複雑
一部報道によると、桑子アナ自身も度重なる短期間での異動に対して納得していないと言われ、特にわずか1年となる「ニュースチェック11」をもっと浸透させて知名度を上げたかったとのことで、内心は残念な思いもあるのかもしれません。
NHKとしては、看板アナウンサーとして今後も前面に押し出して活躍して欲しい人材なのでしょうが、やはり「適材適所」と言う言葉通り、桑子アナに合った仕事場を与えてほしいと個人的には思います。もちろん、桑子アナもプロですから、プロらしく番組をこなしてくれるでしょう。
でも、それがわたしたちの「見たい桑子アナ」かどうかが問題なのですが・・・。