第4話では、幸平(伊藤英明)が緒方から2億円を奪おうと住処に行ったものの、緒方の死体を見つけて慌ててその場を離れる場面から始まります。幸平はまたまた警察から疑われてしまいますが、真里亜(木村佳乃)の用意周到な計画によって、容疑が晴れて、誘拐事件は緒方の単独犯であり、遺書を残して自殺したのだろうと判断されます。
第4話感想
杏奈(相武沙紀)は、真里亜に秘めた憎悪を抱きながらも、お店を訪れて真里亜に頭を下げてお店に戻してもらいます。
しかし、これでは終わりません。真里亜の義理の兄と幸平が、真里亜が緒方から回収した2億円の隠し場所に気付き、奪おうと企みます。果たして2億円はどうなるのか、真里亜は次にどう動くのか、目が離せない所で第四話は終わります。
男性より女性が上?
すべての登場人物が、知恵を絞りながら罠を掛け合う心理戦が続くものの、やはり圧倒的に男性より女性が一枚も二枚も上手だということがわかります。
真里亜にしろ杏奈にしろ、幸平など全く歯が立たないなぁという印象です。焙煎したコーヒー豆の袋が2億円の隠し場所であることを突き止めた時は
幸平も少しずつ成長してきたなぁ
と思ったものの、義理の兄にやられてしまうあたりは、やはり未熟者でしたね。
緒方を殺したのは誰?
真里亜は緒方に
遺書をかいて、死んだふりをして身を隠してくれと頼んだだけで殺していない
と言っていましたが、これが本当だとすると緒方は誰に殺されたのでしょうか?
また、お隣さんである年の離れたおしどり夫婦にも、何か秘密がありそうで、とても気になっています。
夫婦の形は本当にそれぞれで、その実態は、外から見ているだけでは全然わからないものだと思います。どんなに幸せそうな夫婦でも、色々な苦労や我慢、秘密を隠しているものではないかと思います。
このドラマのように、激しい心理戦や実際に次々と事件が起こることはなくても、ちょっとした心理戦や、事件が起こるギリギリで留まっている夫婦もたくさんいるのではないかと考えてしまいました。