第5話では、橘みやび(中谷美紀)が桜井(徳井義実)への恋心を、桜井の元カノのエリ(松井愛莉)が妊娠していることを知って封印することを決意します。傷ついたみやびの心を癒してくれたのは、年下のイケメン店員の諒太郎(瀬戸康史)でした。
第5話感想
恐れ知らずの無邪気な年下である諒太郎は、頻繁に家に遊びに来るものの
「いまは彼女はいらない」
と、あくまで友達以上恋人未満の関係を希望しているようで、とてもいまどきの若者っぽいなぁと感じました。
そんな話をみやびから聞いた十倉(藤木直人)は、男性の本音というのをバシッと伝えてきます。
「男は、自分のものにしたいと思う女性が現れたら、告白して彼女にしたいと思うし、プロポーズして結婚しようとするものだ。彼女はいらないとか、結婚はまだ先でいいと言っている男性の本音は、彼女や妻にする価値はないと判断しているからだ」
というような主旨の言葉に、私もドキッとしながらも、やはりこれが男性の本音なのかもしれないと、妙に納得させられました。
相手にとって楽な存在になれ
十倉のアドバイスは、相手にとって楽な存在になるように、
- 気楽
- 手軽
- リラックス
を心がけろということでした。それは
相手にとっての楽を優先させろ!
と言うことで、
- 相手の立場に立ち、相手の気持ちと一体化する
- 見返りなどを求めずに、相手の喜ぶ姿を楽しいと思える精神
なんだそうです。
それを忠実に守ったみやびは、諒太郎の心をつかみ始めます。
エリの妊娠を知って戸惑う桜井を見て、心が揺れるみやびは、高校時代のような失恋はもうしたくないという想いから諒太郎へ告白をして、付き合うことになりそうなところで終わりました。この年下イケメンは、悪い人ではないのかもしれませんが、やっぱりまだまだ若いなという感じで、悪気の無い無邪気さに女が弱いのもとてもよくわかりますが、こういうタイプには、絶対に深みにハマってはいけないなと思いながら見ていました。
十倉の方にも進展がありました。元奥さん(長谷川京子)と娘がお店に会いに来たのです。みやびには偉そうにアドバイスをしていた十倉も、言いたいことをはっきり言う元奥さんにはタジタジで、頭が上がらない様子でした。
離婚原因は何なのか等、今後がとても楽しみです。