第6話では、橘みやび(中谷美紀)が諒太郎(瀬戸康史)といい感じなのに対して、十倉(藤木直人)は奥さん(長谷川京子)と子供に家を出て行かれていたことが発覚したことによって、みやびと十倉の立場が一気に逆転します。
第6話感想
みやびが、奥さんが家を出て行った原因を3つ挙げます。
- 俺御殿
- 俺めし
- 俺コントロール…
つまり、奥さんの気持ちを考えず、自分の気持ちを押し付けていたに違いないと推測するみやびに、十倉は何も反論できない様子です。
一度離れてしまった奥さんの心を、十倉は取り戻すことができるのでしょうか。とても気になるところです。
桜井の子じゃない?
また、桜井(徳井義実)とエリ(松井愛莉)の間も複雑です。エリのお腹の子は、桜井の子ではない可能性が高いというのです。それを桜井よりも先に知ってしまったみやびは、そのことを桜井に言うかどうかを迷いながら、苦しみますが、ついにそのことを桜井に告白したエリが
「でも、桜井のことが好き。だから結婚したい」
と自分の思いに正直に、堂々とストレートに想いを伝えるエリを見て、みやびはどこか羨ましく思います。こんなふうに、
「好きだから結婚したい」
と純粋な気持ちで思えなくなったのは、いつからだろう…と。
そんなふうに感じるみやびの気持ちもなんとなくわかりますが、やはり子供の父親をあやふやにして結婚するのは、絶対によくないと思います。ましてや、外国人の子供が産まれるかもしれないのに…。もしそうなったら、絶対に自分の子ではないとわかって、どれだけ桜井が傷つくのか、それでも結婚生活を続けていけるのか、自分の気持ちではなくて、大切な人の気持ちを考えられないのかなぁと、考えてしまいました。
桜井は、自分の子ではないかもしれないと知ってからも、エリを責めることなく、冷静に話し合おうと一緒に帰っていきました。とても大人な対応で、みんなができることではないことだと思いましたが、内心どんなふうに思っているのだろうと想像してしまいました。