第6話は、早子先生(松下菜緒)とミカ(貫地谷しほり)、梅子(佐藤仁美)の間に芽生えた友情と、心温まる恋愛エピソードにスポットが当たっていました。
第6話感想
千駄木(八嶋智人)の後輩がセッティングした合コンで、岡山藤吾(成宮寛貴)と出会った3人。岡山は食品メーカーの営業マンをしていて、現代では珍しいほどの心優しい男性でした。
ミカと梅子は、必然的に岡山に惹かれてしまうわけです。とくに、ミカは本気で岡山のことが好きな様子ですが、これ以上3人の友情が深まってしまうと婚期が遠のいてしまうと話し合い、お互いにこれ以上深入りしないようにしようと誓い合います。
岡山は、ミカが初めて連絡先を交換するほどの本気の相手だと察知した梅子は、自分は引くから頑張れと言ってミカを励まします。後押しを受けてミカは岡山に対して積極的にアプローチを試みたのですが、皮肉なことに、岡山は梅子の良さを理解しており、本気で好意を寄せていることを知ってしまいます。ミカは、早子に電話をして梅子の背中を押してもらい、岡山と梅子が二人っきりになるチャンスを作ってあげます。
つまらないことを話せるのが夫婦
結局、梅子と岡山は結婚を前提に付き合うことになるのですが、私が今回とてもいいなぁと思った発言が2つあります。
1つめは、ミカの言葉です。
「岡山のことを、なんとなくいいなぁと思っていたけど、梅子先生の良さに気付くことのできる男だとして、なんていい男なんだと改めて思い、メーターが振り切れてしまった。フラれたのは悲しいけど、二人は本当にお似合いだと思う」
とてもまっすぐで、人の気持ちがわかる心の綺麗な人の言葉だと思いました。
2つめは、岡山の言葉です。
「夫婦って、つまらないことをつまらないなぁなんて言いながらも、楽しくできる関係じゃないかと思う。そういう二人に梅子先生とならなれると思いました」
たしかに、日常のたわいない会話を、気兼ねなく話せるなにげない毎日の積み重ねが、夫婦生活であり、安らぎであり、幸せなのかなぁと思いました。