美咲(桐谷美玲)と憧れの千秋先輩(三浦翔平)、千秋の元カノの楓(菜々緒)と夏向(山崎賢人)の恋心が、複雑に絡み始めます。
第3話感想
美咲は、前回のウェディングパーティーで、憧れの千秋先輩と元カノの楓がキスする場面を目撃してしまい傷心してしまいます。そんな美咲をクルーザーで海に連れ出して癒した夏向は、今までのSっけたっぷりな振る舞いだけだった態度から、少しずつ心境の変化が訪れているようです。その3人が一列になって海を歩くシーンは、とても複雑に発展しつつある関係を、顕著に表していました。千秋の足跡を幸せそうに踏みながら、後ろを歩く美咲。さらにそんな美咲の様子を後ろから複雑そうな心境で眺める夏向…。
千秋は、文句なしのイケメンだし、性格もいいし、楓に対しての態度も男らしいし、けなすところのない素敵な男性なので、美咲が好きになるのも無理はないし、千秋も美咲のことを好きなのであれば、これ以上のハッピーエンドはないのかもしれません。
実際、千秋先輩と美咲の水族館デートは、初々しくて、幸せそうで、本当にラブラブなカップルのようで、純粋にうらやましくなりました。やはり、水族館デートは、雰囲気もあるし、落ち着いて話せるし、とてもいいデートスポットだなぁと改めて思いました。
このドラマの舞台である海と夏のシチュエーションも、恋愛の超定番スポットなどで、自分もこんな甘酸っぱくて幸せな時間を過ごしてみたいなぁという気持ちになりました。
ですが、私個人としては、不愛想でドSだし、料理人という仕事には責任と自信をもっている夏向の方を、なぜか応援してしまいます。
視聴者の人たちはどちら派が多いのだろう?…と思います。もちろん王道の千秋派も多いでしょうが、オラオラ・ツンデレ系の夏向派も、けっこういるのではないかと思います。
携帯電話ゲームの恋愛アプリから飛び出したような月9の醍醐味が満載のストーリーではありますが、どうも若者以外の層からは支持を得られにくいようです。
今後は料理についての知識や、お店の経営についてなど、恋愛以外の要素をたくさん盛り込んでいってもらえると、とてもいいのになと思います。
次回は、今回あまりスポットの当たっていない冬真(野口周平)にも注目していきつつ、恋愛以外の話が展開していくことを期待したいと思います。