蘭丸（向井理）、 光（木村文乃）、 寛治 （佐藤二朗）は前回から草津温泉へ雅を探し求めて旅をしている途中でガス欠になり、観光バスに乗り込んで殺人事件に遭遇。
今回は、容疑者が殺されて第二の殺人が起きてしまいます。
第8話感想
真犯人ではないか？と思われていた見城が崖で死亡。これで、バスツアー２人目の犠牲者が出てしまいました。蘭丸たちは、駆け付けた遺体現場の右に赤い○のようなものが描かれているのを発見します。光とバスガイドのさくらは、これは見城のダイイングメッセージだと大騒ぎ。
蘭丸は、この赤い液体を指にとって絶対舌感の舌でぺろっと確認。純粋な人の血液であると判断します。ますますダイイングメッセージの可能性が高まった訳ですが、ベタに犯人の頭文字だとすると、Oがつくのはカップルの大場と尾木の２人だと、またもや暴走する光。
さらに、ホテルに戻ると刑事たちが見城の所持品の中に、裏にイニシャルO.Rと彫られた女性用の指輪を発見し、事情を聞きにきます。O.Rは大場陸の名前に合致しますが、知らないと言い張ります。
そんな時、バスガイドのさくらが呼んだ芸者の雅が突然登場。お座敷の舞を見て、より一層メロメロになる蘭丸は、雅に愛の告白をします。雅はふらついて倒れそうになり、またもや二人はキスする展開に。蘭丸を振り切って逃げ去っていく雅からシルバーのペーパーナイフが落ちます。そのナイフもまた、血液の味がして他の人は雅を怪しみ出しますが、蘭丸は、雅が左手の指に絆創膏を巻いて踊っていたことを思い出し、自分の血ではないかと信じます。
そんな最中、蘭丸は事件の真相に突然辿りつきます。犯人は運転手と大場の共犯。
警察に疑われて留置場にいた雅も、疑いが晴れるとすぐに立ち去ってしまいます。刑事が次の行き先を聞き出していたので、それを教えてもらって、蘭丸たちも次の目的地に出発するというエンドを迎えました。
推理への持って行き方にはかなりの無理がありますが、毎回のことなので慣れ始めてきました。けれど、このワンパターンでふざけた感じのストーリー展開を続けて、打ち切りなしで最終話を迎えられるのか？なかなか疑問です。
