終電を逃した人の家についていってしまう、というバラエティー番組が
「家、ついて行ってイイですか?」
です。
今回、2月20日に放送されたのは秋葉原での撮影でした。この番組内で家に迎え入れてくれた中年男性ですが、なかなかの個性派人物!普段の姿はサラリーマン!時として、演劇の役者!さらに、普段は女装もする?という興味深い人物だったのです!
しかし、この男性の女装癖には、なかなか切なすぎる事情が?
男性なのに胸がある病気で
今回、秋葉原で捕まえた中年男性の家についていくと、実はこの男性、女装していることをスタッフに明かします。しかし、女装は趣味ではなく病気のせいだとのことです。
やがて彼は、切ないエピソードをゆっくりと語ってくれました。
若い頃、男性でありながらホルモンのバランスが崩れたせいで、胸が出てくるようになってしまったのだそうです。
彼は、そのことでさまざまな苦しみを経験します。それが、新宿二丁目などのマイノリティな世界では、素晴らしい個性として受け入れられていったのです。
苦しんできたことが、むしろ色々な人たちに認められたなんて大逆転ですよね。
コンプレックスを武器に
おかげで、コンプレックスだったこの
男性なのに胸がある
ということに対して、次第に自信を持つようになったそうです!
彼は、サラリーマンの傍ら演劇もやっているので、役者としては非常に良い個性でしょう。
サラリーマンが演劇をやることはめったにないので、この男性は、逆に宝物を手に入れたのではないでしょうか?
個性も場所によりけり?
ピンクの服を着て歩く男性がいたら、お?となるかもしれませんね。
今回、家についていく前にいた場所は秋葉原でした。
秋葉原というと
服装に関してはなんでもOK!
な世界であるはず。全身ピンクの服というと、違う芸能人を思い出してしまいます……。
ピンクの服だろうと女装だろうと個性ですが、実は、芸能界や秋葉原にいてしまえば、ありふれたことになってくれます。そういう世界って、いつだって楽しそうですよね。
なかなか理解されない人と違う個性が、別の場所に行ってみると、それが大歓迎されてしまうこともあるのですね。