第7話では、陽子の追求が思わぬ展開になってしまう。
また、カナコに妊娠が発覚する。
(過去の感想はこちら:第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話)
第7話感想
第7話でも姉・陽子の捜査は加速する。
興信所に依頼をして土曜日の防犯カメラを確認したが、達郎の姿は映っていなかった。殺人が行われた金曜のカメラ映像を見られたら終わりだったが、警備会社が
これ以上は警察の許可がないと見せられない
と拒否したため、ナオミとカナコは九死に一生を得る。興信所の人に
女性関係が原因で失踪したのではないか?
と指摘された陽子は、銀行の外の防犯カメラの映像や、李社長への聞き込みを行い、
達郎はナオミと不倫をしていて、二人が一緒になるために中国へ一時的に身を隠したのではないか?
と予想するところで話は終わる。
カナコの妊娠
また、カナコは新しい人生を歩み出す。ナオミの紹介で李社長の会社で働き出し、仕事を一生懸命こなしながら上海行きの旅行パンフレットを手に取り、李さんにひそかな想いを募らせていた。
しかしながら、その矢先
達郎の子供を妊娠している
ことがわかり、カナコは一人苦しむ。
そんなカナコの前に、李さんが突如現れる。李さんもまたカナコに想いを募らせて、中国から帰国してしまった。
不倫疑惑がもたらす行く末は?
頭脳明晰な陽子の推理と行動力には、ずっと感心するものがあったが、第7話では
ナオミと達郎の禁断の恋
という思わぬ方向へと推理が進んでしまった。突然一人だけ容疑者となり、陽子に追及を受けるナオミだが、頭の切れるナオミが本領を発揮して、どうピンチを切り抜けるかが、今後も楽しみである。
その一方で、本当の新しい恋もひそかに始まる。カナコと李さんは、短い間の交流ではあったものの、確実にお互い惹かれあい、ついにまた日本で再開してしまった。
カナコは達郎との子供をかかえ不安の絶頂にあるため、ますます李さんを求める気持ちが高まっているだろう。
このまま二人でどこか遠い所に身を隠しながら、ひっそりと愛を育むという選択肢も、あるのかもしれない。
そうなると、ナオミがとても可愛そうなことになるが、カナコは恋と友情のどちらを選ぶのだろうか?
8話以降では、ナオミとカナコの関係がどうなるのか?変わってしまうのか変わらないのか?そんなところにも注目してみたい!
(第8話はこちら)