第2話では、主人公の橘みやびが仮氏(心に余裕を持つための保険となる仮の彼氏)を作れと言われた十倉のアドバイスを聞き入れ、婚活に積極的に参加するなど、恋愛に対しても真面目に行動を開始していきます。仮氏を作るための十倉の恋愛アドバイスは、今回もとても興味を惹かれる内容となっていました。
不特定多数の男にモテる方法
十倉は、
不特定多数の男性からモテるには、トークの達人になることが大切
だと説明し、近所のお弁当屋さんのおばちゃんをトークの達人の見本として紹介します。
おばちゃんは、
- 常にアウェイな状況で人の興味を引きつけ
- 好感を持ってもらうための術を接客業の仕事を通じて身につけている
が、医者という仕事は
- 人に好かれる必要がなく
- 自然と高飛車な態度になってしまっている
のではないかと橘みやびに指摘しました。
3つのション
十倉は3つのションを男受けに変えろ!ともアドバイスします。それは
- エモーション:明るく愛嬌たっぷり、程よく本音
- コミュニケーション:キーワードは”本物の感動”
- ファッション:キーワードは”清らか””可憐””可愛らしい”
のことでした。ファッションも
- パステルカラーのワンピ
- シースルー
- 細ヒールの靴
- てろてろスカート
- アンサンブル
- タイトスカート
がいつの時代も男ウケする王道のアイテムなんだそうですよ。
このアドバイスを胸に婚活パーティーに臨んだみやびは、男性から人気を集めることに見事成功するのですが、みやびが開業医であることを知ったプライドが高く器の小さい医者男にからまれて暴言を吐かれ、言い合いになってしまってパーティーから帰ってしまいます。
高飛車な女は可愛くない?
男というのは、どうして自分よりも頭がいい女性や社会的地位のある女性をこんなにも受入れられないのでしょうか。いい感じに話していたのに、学歴や職業面で自分より優秀すだと認識した途端に、恋愛対象から外してしまう男性は、とても多い気がします。
高飛車な女は可愛くないかもしれませんし、偉そうな女も一緒にいて不愉快かもしれません。
でも、頭がよくて立派な職業に就いているけれど、周りに気遣いもできる優しくて印象のいい女性も世の中にはたくさんいます。なのに、きちんと中身や深いところを見ようとする前に尻込みしてしまう男性が多いのは、女性にとっても男性にとっても、すごくもったいないことだと思います。
また、ドラマの後半では、桜井くんとみやびの進展を感じさせる場面や、十倉の妻と子供に関する謎めいた描写があり、そちらにも注目したいところです。