ドクターカー第2話感想!子役・小林颯の熱演が剛力彩芽を食った

4月21日に放送されたドラマ「ドクターカー」は、熊本で起きた震災報道のため放送が延期されていたようです。しかし、熊本を応援するかのような、勇気あふれる2話になっています!中でも、両親の離婚ギリギリ騒動を抱える、健太という少年の勇気には感動!さらに、健太を演じた小林颯くんの熱演にも目が離せなかったです。

小さな魂が、テレビの前にいるいろんな事情を抱えた人々を元気づける瞬間ってあるんですね!ネタバレ感想、始まります。

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ドクターカーの2話のあらすじは?

ドクターカーとは、数々の最新機器がついた緊急用の医療車のこと。

そのドクターカーのチームの一員として働くことになった天童一花(剛力彩芽)は、5歳児の母でもあります。彼女は、母としても新人研修医としても、苦難の数々を経験していくのでした。息子はいじめにあっているようだし、自分も責任者である朝城勇介(中村俊介)にいじめを受けつづけます。

2話では、離婚ギリギリな両親を抱えて悩む少年・健太(小林颯)が登場。彼らは、最後の思い出作りをするためキャンプ場に出かけます。そんな中、両親はまたケンカ。妹の具合が悪いことに気づいたのは、この兄、健太だけでした。

しかし、不穏な空気の親に言えないまま、キャンプ場に……。すると、妹の具合が悪化してしまいます。しかも、足もとを救われて、家族全員が山の下の方へ落下するという最悪な事態まで……。なおかつ雨が降ってきて、もう絶体絶命なところまで行ってしまいます。

しかし天童一花だけは、息子と同級生であるその妹と家族の異変に気づいたのでした。いつものやる気ないチームメンバーも、天童一花の熱心な態度と非常事態だということもあってか、すんなり同意。山へはヘリで入り込めないため、ドクターカーだけが出発です。

ここでも活躍したのは兄・健太。母親を置いて、1人で山を下り助けを呼びにいきます。その後も、チームを家族のもとへ誘導していくなど、12歳なりの勇気を出していくのでした。

しかし、責任者の朝城が父親を助けることだけに関しては文句を言います。のちのち勝手に助けてトラブルになることを恐れたのでしょう。ここで何をするかと思いきや、天童一花は「タメ語」でぶちギレて、朝城を一喝!朝城は、何も言えなくなってしまいます。

その後は、兄とドクターカーの活躍のおかげで、離婚ギリギリだった問題も、一件落着するのでした。

感想1.善と悪の立場が逆転する?

やはり、ドクターカーは、剛力彩芽さん演じる天童一花の熱血主人公ぶりがカッコいいですね!陰湿にいじめている朝城勇介(中村俊介)も、彼女のまっすぐな瞳と情熱にはたじたじです。

天童一花は普段敬語ですが、困っている命を助けようとしない朝城に向かっては、キツすぎるタメ語で応対してくれます!

このドラマ、毎回、いじめっ子といじめられっ子の立場が逆転してくれるようなのですよね!ちょっとスカッとするドラマです……。

もっとこの立場が逆転するやりとり見たい!と思わされます。

感想2.兄・健太役の小林颯くんに注目してしまった!

いつものチームメンバーたちも魅力的ですが、2話で勇敢だった健太の活躍ぶりもなかなか目が離せなかったです。

今回は、ちょっとおとなしくて素朴な感じもする兄・健太の成長物語といってもいいでしょう!この少年の役を演じた小林颯くんも、なかなか将来が期待できそうな演技をしてくれています。役柄的に素朴さが前面に出ているのですが……。

家族のために勇気を出して雨の中に走っていったり、助けに来た天童一花を見たあと安心して涙を流そうとしたりと、役者として熱い演技も見え隠れ!

個人的には彼が今回のドラマの感動を作ったのだと思うぐらいでした。ドクターカー助演賞をあげたいです!

ドクターカーは、ゲスト出演や子役、脇役にも注目できるドラマかも?と思い始めています。

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