第7話は、早子先生(松下菜緒)の家に通っていた銀行マン(平岡隆太)がミカ(貫地谷しほり)の大学時代のサークルの先輩と偶然の再会を果たします。
第7話感想
その先輩は、学生時代にミカに惚れていたがお金がなかったため、クリスマスに100円の口紅をプレゼントしてくれたのですが、28万円のバックをプレゼントしてくれた上辺だけの男に当時は心が揺れてしまい、付き合いに発展しなかったという過去がありました。
その100円の口紅は、とてもいい色をしていたし、先輩といると本当に楽でいつも楽しかったのに、大学時代は高価なプレゼントにテンションが上がってしまったこと、絶対に後悔するからよく考えて決断するように、今の自分からあの時の自分に言ってやりたいと、ミカは言います。
でも、結局その先輩は転勤になり、離れ離れになるから今回も付き合いには発展しなかったようです。
恋人に発展する人としない人の違いって?
たしかに、ミカのように、今冷静に過去を振り返ると改めて気付くことは、私にもあります。でも、結局過去のその時に自分が下した結論や、怒ってしまった結果は、帰られないことだし、その時はそれが正解だったのかもしれないと思います。
早子先生が、千駄木先生(八嶋智人)と二人で飲みに行き、こんな会話をしていました。
「私と千駄木先生は今、二人っきりで飲んでいて、話も弾んでいて、お酒もぐいぐい進んでいるけど、恋愛には絶対に発展しない。一緒に居ても恋人に発展しない人と、する人の違いって何なんでしょうね‥」
たしかに、いくら二人っきりでいても、一緒にいて楽でも、何でも話せてしまう仲でも、恋愛関係にはならない異性は存在する気がします。その違いが何なのかはっきりとはわかりませんが、一緒にいてときめきを感じるか否かだったり、この人のことをもっと知りたいと思うか否かだったり、自分にはない考え方や良さをその人が持っているか否かだったり、その人の悪い所が見えても、受け入れられるか否かだったりするのかなぁとボンヤリ考えてしまいました。