「人生は天気に似ている。降水確率が低くても雨が降る日もある。人生も、いつ何が起こるかわからない、未来は誰にもわからない」
第4話感想
第4話は、大介のこんな言葉から始まる。
たしかにそうだと思う。自分の思い通りに事が進まないとイライラするし、予想もしないところで躓くことも、傷つくこともある。でも、人生は予報通りにならない天気のようなものだと割り切ることで、少し気楽に、時にはその突然をも楽しみながら生きることができるのではないかと思った。
田中さん
今回は、葉菜子の元旦那と、大介に恋をした葉菜子の後輩の田中さんのシーンが多かった。
私がひしひしと感じたのは
- 自分の気持ちに正直に
- まっすぐ相手に気持ちを伝え続けること
- 恥ずかしがらずに行動すること
が、どれだけ大切かということだ。
田中さんは常識のない所はあるが、大胆で素直で、一直線に大介にアピールする様子は、とても可愛くて何とも言い表せない魅力があった。
葉菜子の元旦那も、本当にまっすぐな嘘のない言葉で、葉菜子への想いを伝え続けていて、葉菜子の本心も少しずつ見え隠れするようになってきた。
葉菜子は、元旦那を嫌いになって別れたのではないだろう。
もしかしたら、子供ができない等の問題があって
相手の幸せを想って別れた
のではないかと考えるようになった。
ちょっとくらいダメな方が
個人的には二人を応援したいが
「いい人だから、居心地がいいとは限らない」
という葉菜子に対し
「ちょっとくらいダメなやつの方が気が楽だ」
と大介が返すシーンを見た時、やはり二人は惹かれあうのだろうと思った。
いい人なら他にも居るのに、ダメな所も多いが一緒にいて居心地のよい旦那を選んだ自分と重なったからかもしれない。
大介と葉菜子は、実はすごく他人を思いやる人間で、それ故に人に振り回されてしまう。
自分一人でいる方が気楽だ
と思う所などが似ていて、相手のダメな所や考えていることもよくわかるのだろう。
レストランでのシーンも葉菜子の気持ちを理解し、従業員に大人な対応をしたのは、元旦那ではなく大介の方だった。
今後は、それぞれの恋愛模様についても大きく動いていきそう。
楽しみだ・・・。
(第5話感想はこちら)