第5話では、真里亜が2億円を隠した場所に気づいた幸平(伊藤英明)と横路(宮迫博之)が、遂に奪い取ることに成功することになります。
第5話感想
まんまと2億円を奪い取ることに成功した公平と横路は、二人でお金を山分けします。
もちろん真里亜は黙っていません。真里亜は横路から2億円を奪い取るために、横路の一番大切なものである娘の楓ちゃんを人質にとって脅してきます。
手口は、楓ちゃんの監禁姿と剥がれた爪の写真が送られてくるのですが、幸平と横路が指定された場所に行くと、幸平が真里亜に飲ませようとした毒入りワインを、楓ちゃんが大好きな飴にかけた毒入り飴を水槽に入れて金魚を殺す映像を見せ、急いで2億円を返さないと楓ちゃんが同じ運命を辿ると思わせる巧妙なものでした。
お金を返して楓ちゃんの監禁場所へ向かうと、楓ちゃんが自ら縄をほどいて横路に駆け寄ってきます。これは、
お父さんの愛情を確かめるための狂言誘拐を真里亜と二人で計画していた
ことを横路は知るのでした。
無事に2億円を取り返した真里亜は家に帰ってきた幸平に、
幸平が2億円を盗もうとしていて、前日自分に優しくしてくれたのもそのための偽りだった
のかと悲しみますが、そんな真里亜に「もう金は要らない」と幸平は離婚届を突きつけます。
ショックのあまり壊れる真里亜を置いて家を出て行こうとする幸平を止めようとした真里亜に、幸平は容赦なくスタンガンを当て、しっかり2億円を持って喜びと共に家を出るところで、話は終わります。
それでも真里亜を応援してしまう
今回も、一瞬たりとも目が離さない面白い展開でした。
第5話まで見て思うのは、真里亜は爪や金魚などの犠牲を払うことはあっても
周りの人は傷つけないし殺さない
ということ。そして、幸平の心を自分の所に繋ぎ止めたいと強く強く想っているということです。だから、私はまだ真里亜をどこかで応援してしまうし、どんなときもお金お金で、一度は幸せにすると誓った女性をこんなにも平然と何回も傷つけて裏切る幸平のような男を、私ならたとえ殺しても気が治まらないくらい許せないということでした。
今後は、隣人の男も意外な形で関わってきそうなので、さらなる新展開も楽しみです。