第8話では、真里亜(木村佳乃)と幸平(伊藤英明)の殺し合い晩さん会で死んだと思われていた幸平の愛人の杏奈(相武沙紀)が、実は生きていたことが判明します。
第8話感想
幸平は、杏奈を殺してしまったという罪の意識に苛まれ、警察に自分が杏奈を殺したと告白しますが、目の前に杏奈が現れます。真里亜は杏奈に
「2億円をあげるから、死んだふりをして姿を消してくれ」
と頼んでいたのです。夫婦生活が破たんしているのはわかっていても、それでも幸平と一緒にいたいから協力してくれと土下座して頼む真里亜の姿に心を打たれ、杏奈は心を動かされたようです。
真里亜はとても頭のいい女性ですが、そこまで幸平に執着するのはなぜなのか、純粋な愛情であるなら、どうしてあんなにしょうもない男のために、そこまで骨を折るのか‥・私には理解できません。冷酷なのかもしれませんが、私は旦那や自分以外の誰かのために、ここまで色々なことをすることは絶対にできないと思いました。
真里亜刺される
また、隣人の鯨井有希(キムラ緑子)と和樹(高橋一生)は2億円を奪うため、
杏奈を殺したことを知っている
と望月夫婦を脅迫します。真里亜は鯨井の家に突入し、杏奈が生きていることと、緒方殺しの犯人だと知っていることを告げます。カッとなった有希は真里亜を刺し、再び2億円を奪おうと考えます。
このドラマは、巧妙な騙し合いが多すぎて、何もかもがすぐには信じられなくなってきました。でも、真里亜が刺されたのはどうも本当のようです。杏奈のことで自分を騙した真里亜に怒り狂っている幸平も、妻を誘拐したという脅迫状を見ても、全然心配する様子がありません。どうせ嘘だと思っているのか、どうなってもいいと思っているのか、両方なのかはわかりませんが、もし純粋に真里亜が幸平のことを大切に想って色々なことをしているとしたら、幸平に真里亜を助けてほしいと思います。
次回は、真里亜の安否はもちろんのこと、木暮(佐々木蔵乃介)と真里亜の本当の関係も明らかになりそうなので、そちらにも注目したいと思います。