最終回は、夏目佳恵(松雪泰子)が法律事務所を移転するところから始まりました。そして、移籍して初めての仕事は、咲坂(竹ノ内豊)と離婚裁判で敵同士として戦う案件に決まりました。
最終回感想
結婚し、仲良く暮らしていた夫婦でしたが、奥さんは「外に働きに行きたい」という願いを旦那さんが受け入れてくれないことに我慢できなくなり、会社を設立して旦那の経営する会社の従業員を2名引き抜いて独立。離婚届を送りつけました。
夏目は奥さん側、咲坂は旦那さん側の弁護につくことになりましたが、旦那さん側は、結婚式の時に二人でサインをした結婚契約書を咲坂に見せます。そこには
「喧嘩しても1時間以内に仲直りします」
とか
「夫は妻を、妻は夫を常に尊重し協力します」
など、実に微笑ましい内容がたくさん詰まっており、それを見た咲坂は、この夫婦はまだ修復できる可能性が十分にあるのではないかと夏目に相談します。そして夏目は、奥さんの独立の裏に、うさんくさい芸能プロダクションの男が付いていることに気付くと、それを咲坂に報告し、その男の悪事を暴き奥さんを救います。
案件の影響で夏目と咲坂も
夫婦が結婚式を挙げた教会で、夫婦はもう一度話し合い、旦那は妻の自由をもっと尊重することを約束し、妻は変な男を信用し、早まった真似をしてしまったことを心から反省したうえで、もう一度旦那を支えていこうと決意を固めます。
この案件は平和的に収まり、夏目と咲坂にも良い空気が伝染します。別々の事務所で、仕事上は適度な距離を保ちつつも、娘と3人でもう一度やり直すことを決めた咲坂と夏目は、公私ともに順調に新しい生活を始めるというハッピーエンドでドラマは終わりました。
現代では、女性の社会進出が進み、結婚しても、子供を産んでも仕事を続けたいと願う女性がとても多いと思います。男性側も、女性が働くことに理解を持ち、家事や育児に協力的な育メンが増えています。
昔は、女性は結婚したら仕事を辞めて家庭に入り、旦那を支えて子供を育てながら家を守るという構図が当たり前でしたが、私は正直どちらが良いのかわかりません。
どちらにしても、離婚することになって一番辛い思いをするのは子供なので、子供が犠牲になることのないように、話し合い歩み寄る必要があると思いました。