家売るオンナ第9話感想!日本の美徳も売る理由になる三軒家の凄腕

今回、三軒家万智(北川景子)は、足立(千葉)と庭野(工藤)のもとにやってきた雨宮夫婦2組に、自分が売りたい家を売るべく、仲を取り持って二世帯住宅を買わせる作戦です。

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第9話感想

足立のもとに家を探してほしいとやってきた雨宮夫婦と、庭野のもとに依頼してきた雨宮夫婦は親子関係で、旦那さん同士は「二世帯住宅」に住みたいという思いをうちに秘めていながらも、奥さんの尻に惹かれている所はそっくりで、なかなか自分の意見を告げることができずに、どんな家を見てもいまいち煮え切らない態度をとり続けてきました。

なんといっても「嫁・姑」の仲は悪く、嫁の話によると

「親族の集まりで、たとえ1億円もらっても、嫁と同居するのは嫌だとか、そんな嫁の産んだ孫は可愛くないとまで言っていた」

ということで、同居など絶対にありえないといった様子でした。

そんな2組に二世帯住宅を売るなんて、絶対にありえないと思いましたが、今回も三軒家の策略によって、最後には二世帯住宅が売れてしまうのだから、本当にすごいです。私が今回、最も印象に残ったセリフは、雨宮家の娘の恋人であるナイジェリア人の男性が、

「ナイジェリアには、7人の奥さんと15人の子供が一つ屋根の下で仲良く暮らしている。家族なのに、同じ家に住んでいるのに、壁で隔てられているなんておかしい。今すぐ壁を壊すべきだ」

と言った時に、三軒家が言い返したセリフ

「壁があるからこそ、適度な距離が保たれているからこそ、今相手はどうしているだろうと、相手を謙虚に思いやることができるものだ。奥ゆかしく相手を思いやるのが日本の美徳です。ここは日本で、あなたは日本人の妻を迎えるわけだから、日本の文化も理解した方がいいと思います」

と教えてあげます。

たしかに、二世帯住宅という壁を隔てて一つの家に住むというスタイルなら、うまくやっている家族もいるのかもしれないと思います。ただ、私個人の見解としては、姑と同居や二世帯なんて絶対に嫌ですし、たとえどんなに仲がよい嫁・姑関係だとしても、一緒に住むことで悪くなってしまうものだろうと思ってしまいます。

三軒家は、自分の家を売るために、なかなか強引な手段を使うにも関わらず、最終的にはお客や仕事仲間から感謝され、慕われているところが最も魅力ですごい部分だと思います。

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