蘭丸(向井理)、 光(木村文乃)、 寛治 (佐藤二朗)が次に向かうのは草津温泉です。例のごとく車がガス欠になり、観光バスに乗り込んだ3人はまたまた殺人事件に遭遇し…。
第7話感想
蘭丸は、大山温泉で借金とりの金子よりミヤビの電話番号をゲットしたため、早速電話をするのですが出ません。何度も電話して、ようやくミヤビは電話に出ますが、蘭丸が相手だとわかると切ってしまいます。ミヤビは、どういうつもりで蘭丸にキスをしたのか?若干今はストーカーちっくになっている蘭丸の行動を、うとましく思っているのでしょうか…。謎は深まるばかりで、解けそうにありません。
ミヤビの次なる目的地が草津だと知った3人は、向かう途中でガス欠になり、偶然停車していた観光バスに乗せてもらえるように交渉。運良く乗せてもらえたのですが、殺人事件がバスで起こります。運輸会社の社長夫人である真琴が急に苦しみ出して、死んでしまいます。死因は炭酸水による毒死。
真琴が最後に飲んだ炭酸水を手渡した添乗員のさくら(片瀬奈々)をはじめ、バスの乗客や従業員には容疑者があまりにも多すぎます。さらに、こんな状況の中なんとツアーは続行されます。この時点で、だいぶ設定に無理があるかも…と思いながら見ていましたが、この先どうなるのでしょうか。また、蘭丸の舌によって事件を解決するという流れもさることながら、色々なこまごまとしたところにも目を向けてみると、よりドラマを楽しめるかと思います。
たとえば、毎回ものすごく変わる光の服装は、かなり独創的で見ごたえがあります。寛治の光や蘭丸に対するツッコミはものすごくキレがあり、なかなかツボにはまります。さらに、毎回少ししか映りませんが、ミヤビの妖艶さも、とても魅力的で素晴らしいものがあります。
今回は、観光バスがドラマの殺人事件の舞台となっていますが、現在は車離れやおひとり様旅の需要が増えていることもあり、バスツアー市場がかなり拡大しているそうです。ですが、バスツアー業界での価格争いが激しく、運転手や従業員への待遇の悪さ(連続勤務や給料の低さなど)が原因で事故も増えていると言われており、そういった点もとても深刻な問題だと思います。
視聴率が低く、ドラマの打ち切りも検討されているこのドラマ。色々な意味で、今後の展開は、一体どうなっていくのでしょうか。