グッドーパートナー第2話では、咲坂と佳恵が同じ代理人と戦うことになります。そのことで2人の違いがハッキリして見ていて面白いなぁと思った回でした。
第2話感想
第2話では、咲坂が神宮寺法律事務所の顧問先である「シンヨーメディカル」と言う会社が元社員から訴えられたと言う案件を担当します。訴えを起こした小西は前職で営業成績トップだったことで、シンヨーメディカルと3年契約の年俸1200百万で採用した男でしたが、500百万以上接待費として使って1年で1件も契約を取ってこなかったため解雇したところ、3年契約を結んでいるのだから途中で解雇するのは不当だと訴えてきたのです。
同じタイミングで、咲坂の妻の佳恵も顧問先企業の「チドリ電工」が合併話を白紙に戻された案件を担当していました。白紙に戻した合併先は「唐松物産」ですが、驚くことに唐松物産の弁護士は咲坂の案件と同じ弁護士の宮前克美という男だったのです。
アプローチは違っても良い弁護士かな
妻の佳恵は、先方にとっても不利益にならないような合併案を提示して合意を取り付けることに成功します。しかし、咲坂は地味な戦法でじわじわと証拠を集めていくのですが、苦戦してしまいます。
ですが、300枚近くある接待の領収書の裏をとり、接待費で宮前弁護士と飲み食いしていたことを突き止めて、訴訟を取り下げさせることに成功したのでした。
2人を見ていると
- 佳恵はクレバーな正攻法
- 咲坂は地道にコツコツと証拠を積み上げていく方法
と、それぞれの性格を表しているのかアプローチが違います。でも、2人ともとてもいい弁護士だと思いました。
なぜ離婚したの?
「お父さん、最近ため息ばっかり付いてて仕事が大変みたい。お母さん、手伝ってあげたりしないの?しないよね。」と言って、佳恵に咲坂を手伝うようにさりげなく促すあたりは、さすが2人の娘だなと思いました。
12年も連れ添った2人が、今でもなんだかんだ仲の良い二人が、こんなふうに別れてしまうものなのか、なんだか信じられない気持ちです。
やはり、あまりにも仕事面で近くに居すぎると、うまくいかないものなのかもしれませんが、それでも12年一緒に暮らし、あんなに可愛い娘までできたのに、離婚したいと思う程、嫌いになることなんてできるのだろうかと、考えてしまいます。
娘も言っていたように
「2人とも弁護士だから」
という理由が一番大きいのかもしれないとも思います。仕事柄、白黒つけないと気が済まず、頭が良くて論理的、負けず嫌いで一歩もひかない二人だからこそ、相手のことが本当に嫌いになったというわけではなくても、思い切って離婚という選択肢を選びやすいのかもしれないと感じました。
傍から見ているといい夫婦に見えるのですが、やはり世の中難しいことが多いんでしょうか?
離婚した理由なんかも今後の展開で明かされるかもしれませんので、ちょっと期待した見ていきたいと思います。