HOPE最終回感想!働いて得た人脈や経験は大事にすべきと思った

一ノ瀬(中島裕翔)の軽率な一言から監査が入り、営業三課だけでなく会社全体に損失が出てしまい、織田課長(遠藤憲一)は人事部長から辞職を促されてしまいます。

織田課長と一ノ瀬の運命はいかに…。

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最終回感想

一ノ瀬が上海支社の社員に電話で軽率な発言をしてしまったことがきっかけで監査が入り、キックバックを受け取っていた当人であるえごは懲戒解雇。専務は責任をとって出向となりますが、それだけでは収まらず、別の課でも、中国との取引において支障が出始めてしまいます。

人事部長に呼ばれた織田課長は、責任をとって自主退職して欲しいと言われ、会社を退職する道を選びます。私としては、自主退職を促す人事の判断も、それを素直に受け入れてあっさりと辞めてしまう織田課長にも、納得がいきませんでした。

当人と責任者が責任を取っているのだから、何も辞めさせなくてもいいのではないか、辞めたところで、すべてが丸く収まるものなのかという疑問もありますし、そんなに弾丸で辞めなくても、せめて再就職先や辞めてからの自分の歩む道を考えてから退職してもいいのではないかと思いました。旦那の突然の退職を受け入れた織田課長の奥さんは、とても良くできた人だと感心しました。私なら、せめて再就職先を決めてから…と言ってしまいそうな気がしました。

織田課長が辞める前、一ノ瀬を何とか正社員にしてあげてほしいと周りに頼んだこともあり、たくさんの人が一ノ瀬の実績をまとめた報告書を作り、人事部長に提出しました。こんなにも多くの人を動かすことのできる人望と実力を兼ね備えていても、例外を通すということは、会社組織において相当に難しいというリアルな現実が、忠実に描かれていました。

結局、織田課長は独立して会社を立ち上げ、そこに一ノ瀬を呼びます。安芸も、会社を辞めてそこに来て、もう一度3人でスタートを切るという感じでドラマは終わって行きましたが、会社で働く上での厳しさや、仕事のやりがい、同期の存在の大きさ、上司や先輩との複雑な人間関係などが、とてもうまく描かれてるドラマだと感じました。

たとえ実力や人望があっても、高卒だから正社員になれない。契約社員だと、正社員になれないというのはリアルな現実であり、私も結婚を機に会社を退職したため、一度白紙に戻ったキャリアを取り戻すことは、難しいのかもしれません。

せめて、働いていた頃に得た人脈や経験とその尊さを、忘れないでいたいと思いました。

HOPE第9話感想!上司と部下の信頼関係が素晴らしいですね

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