第2話は
大介の先輩と父親の思い付きにより、大介のマンションの共有スペースでホームパーティーを開くことになる。また、父親が引き取った息子の浩太の親族から電話があり、
ホームパーティーが行われる日曜日に浩太を引き取りに来る
との申し出が・・・。そして大介はそれを承諾してしまう。
(過去の感想はこちら:第1話)
第2話感想
しかし、引き渡す直前に
浩太は親族が育てられるのではなく「施設」に預けられる
という事実を知り、心が揺れるのだ。
さらに、浩太を親族に引き渡すところを見た葉菜子からパーティー中に喝を入れられ、大介は浩太を取り返しに行く
・・・というあらすじであった。
他人の子
私の心の中に深く刺さった言葉は、親族が大介に言った言葉だった。
「他人の子の面倒を、一生みる覚悟はありますか?」
とても重く、難しい問いかけであり、私自身二つ返事で「はい」とはとても言えない。
調べてみると、現在、児童養護施設にいる子供は3万人以上もおり、施設では
- 虐待受けた子供が約50%
- 何らかの障害を持つ子供が23%
程度いるとのことだった。
無責任な親
私がまず初めに感じることは、
子供を産んだにも関わらず自分で育てようとしない無責任な親
に対する腹立たしさだった。
子供を手放す親の中には、健康面や財政面に問題があるなど様々な理由があるかもしれない。
だが、少なくとも今回の家族ノカタチに出てくる母親のように
自分のことしか考えず子供に寂しい思いをさせている無責任な親
がいることが、本当に許せない。
大介は責任感の強い人
次に感じたのは
血のつながりのない子を育てることは相当な覚悟がいる
ということ。
お金も体力もかかる上に、反抗期もあるかもしれないのに根気強く育てるというのは、本当に大変だと思う。
そのことをわかっている上で浩太を取り返した大介は、とても強くて立派だと感じた。
大介や葉菜子は、他人に迷惑をかけること、傷つけることが嫌で一人でいるけれど、そういうほど
本当はとても温かい家族を築くことのできる優しくて責任感の強い人
だと思う。
次回は、葉菜子が結婚していた相手のことや、離婚してしまった理由が明らかにはずなので、楽しみにしたいと思います。
(第3話感想はこちら)