第4話では
ついにナオミの考えた殺人計画
が実行に移され、終始画面に釘づけだった。
第4話感想
ナオミが認知症の方の家でネットバンキングから振り込みを行うシーン。
出張中のナオミにカナコから着信があり、胸騒ぎを感じた達郎の姉の陽子がナオミに詰め寄るシーン。
そして最後に、達郎の首にロープをかけて締めようとした瞬間に陽子からの電話が鳴って目を覚ましそうになるシーン。
特に最後のシーンは息を飲むほどの緊張感で、テレビで見ているだけなのに、まるで自分も一緒に計画を実行しているようなドキドキ感があった。
その緊張感とは対照的に、李さんとカナコが一緒に服を買いに行き食事をするシーンは、本当に微笑ましく心がとても温かい気持ちになった。
汚い中華料理屋さんでも、自分と一緒に食べる料理がとても美味しいと笑顔を見せてくれる李さんと、人気の高級料理店でも、全然楽しそうでない冷たく怖い眼差しを向けながら淡々と料理を食べる達郎。
同じ顔なのにこんなにも違うなんて、カナコは本当に寂しく悲しかっただろうと思う。
大切なのは、どこで食べるかよりも、誰と食べるかだと、改めて気づかされた。
どうして結婚したのか
どうしてカナコは達郎と結婚したのだろう?
結婚するまでは、DVの兆候は全くなかったのだろうか?
セレブな生活に憧れた部分も、少なからずあったのだろうか?
また、達郎はどうしてカナコと結婚したのだろう?
大人しくて、自分の言いなりになりそうな女だったから結婚相手に選んだだけなのだろうか?
全く愛していなかったのだろうか?
今のカナコに対する達郎の仕打ちは許せるものではないし、同じ女性としては
カナコに幸せになってほしい
と思うけれど、一度は愛し合って結婚したのだとしたら、本当に殺す以外に方法はなかったのかなと、ふと考えてしまう。
電話は誰に?
殺人計画に気付いていたとは思えないが、達郎が死ぬ夜に
「殺されるかもしれない・・」
と誰かに電話していた。この相手は一体誰なのだろう。
この電話で、殺人計画が明るみに出てしまうのかもしれない重要な場面である気がする。
ましてや、頭の切れる姉の陽子が真相にたどり着くのではないかと心配も尽きない。
次回からの展開にも、ますます目が離せない。
(第5話感想はこちら)