最終回では、早子先生（松下菜緒）とミカ（貫地谷しほり）にもついに春が訪れました。
最終回感想
ミカは、合コンで出会った男性の中に気になる人を見つけ、
「もっとあなたのことが知りたいです」
と勇気をもって伝えたことで、いい感じになりました。そして、早子先生にこんな風に話します。
「世の中には言葉に出さないと、自分から動かないと幸せになれないタイプがいます。私も、そのタイプだと思うので、ものすごく勇気がいったけど彼に自分の気持ちを伝えました。早子先生も私と同じタイプだと思います」
早子先生を真剣に思うからこその、ストレートなアドバイスだなぁと感じました。この発言に背中を押してもらったおかげで、早子も三田凪太郎（吉岡秀隆）に想いを伝えることができたのだと思います。こんな風に自分のことを親身に考えて、耳の痛いことを言ってくれる友人が、自分には何人いるのだろうかと考えてしまいました。
ミカにしても、早子にしても、相手の男性に惹かれた理由は、年収とか学歴とか勤め先とかルックスとかではなく、その人から溢れ出る雰囲気や人柄、その人といる時に自分が感じる心地よさのようなものなのだろうなぁと映像を見ていて感じました。人を好きになるという事、結婚したいという事は、そういうことなのだろうなぁとボンヤリ考えていました。
私も、旦那とは性格も全然違うし、一緒にいてイライラすることも、喧嘩することもありますが、最終的に結婚を決めた理由は、
「色んな所で自分とは違う部分は多いけれど、この人と創っていく未来の生活が、なんとなく楽しみに思えたこと」
だったかなと思います。
このドラマは、とても普通のなにげない日常が、現実社会でも居そうなキャラクターの登場人物を通して描かれていて、共感しながら見ていた方も多かったのではないかと思います。今の世の中では、女性にとって結婚が幸せのゴールだと、断定することは決してできないと思いますが、なんとなく、一緒に未来を描きたくなる相手が現れた時には、自分から動いて、結婚に向けて進むのが良いのではないかと思いました。
