今回の見どころは、一之瀬の上司の織田勇仁(遠藤憲一)が元同級生の社長に営業に行って世間の厳しさを思い知るところと、インターン生のプレゼン発表です。
第2話感想
主人公の一ノ瀬歩(中島裕翔)は、上司の織田勇仁(遠藤憲一)の営業に同行します。織田の中学時代の同級生が社長をしている会社に営業をかけるのですが、実際には競合他社に見せるための見積もりがほしかっただけで、一緒に契約する気はないことがわかってきます。昔はいじめっ子から同級生の社長を守ってやったり、時にはパシリに使ったりしていた織田でしたが、今では立場が逆転し、上から目線の態度をとられるのですが、笑顔で対応する織田の仕事に対する姿勢を目の当たりにして、一之瀬は胸を打たれます。
また、インターン生の成果発表会も迫ってきます。一之瀬は、人見将吾(桐山照史)とペアを組んでプレゼンに臨むのですが、
自分は言葉の魔術師だ!
とプレゼンにとても自信を持っていた人見は、成果発表会の独特の緊張感ある雰囲気に飲まれ、フリーズしてしまいます。
一之瀬は、自分がプレゼンしますと言ってマイクを握りますが、資料を棒読みするだけの拙いプレゼンしかできません。しかし、人見はそのプレゼンを見て冷静さを取り戻し、後半に素晴らしいプレゼンをして挽回します。
専務が、資料を作成した一ノ瀬に
「ペアに物を売るとしたら、何を売りますか?」
と質問し
「スーツを売ります」
と答えます。ダサいスーツは個性を殺していると発言していた人見に、社会人の厳しさや地味な作業の積み重ねが大事だということをインターンで学んだと述べ、そのプレゼンはペアの人見や社員の心を掴みます。
結局、桐明(瀬戸)、香月(山本)、人見(桐山)、一ノ瀬(中島)の4人が本社正式採用となり、新入社員としての挑戦が始まってゆくようです。
私がインターンに参加したときも、最後に成果発表がありましたが、緊張でフリーズしてしまった子がいました。私の時は個人発表でしたが、ペアでの発表と言うのは、個人よりはるかに面倒で、難しいだろうなと感じました。新入社員になってからの奮闘振りも楽しみです。
上司の織田は、ちょっと短気で強引なところもありますが、とても部下想いなだけでなく、仕事熱心で、我慢強くて、家庭も大切にするいい上司だと今回でも感じました。私も、一ノ瀬の部署に配属されて働きたいなと思いました。