今回、一ノ瀬(中島)は、以前営業三課の企画として通した企画を進めるために邁進しますが、営業三課に新しく異動してきた謎の男が何やら怪しい動きをしています。
また、香月(山本美月)の前の会社での過去も明らかになりました。
第8話感想
一ノ瀬は、新しく営業三課へ異動してきた男に、謎の書類を届けるようにと指示をされます。その他にも、怪しい動きの多いこの男の動きに、営業三課は今後もずっと輪を乱されて、足をひっぱられることになりそうです。
そんな中、一ノ瀬の契約は1年で更新されないという噂が流れます。一ノ瀬の働きが悪いというよりは、会社の業績が悪化しているため、契約社員の次年度更新はしないだろうということでした。
織田課長(遠藤憲一)と安芸(山内圭哉)は、同じ課の可愛い社員である一ノ瀬を、どうにかして残してあげたいと思い、契約社員から社員になんとか引き上げてあげることはできないかと考えます。一ノ瀬は、本当にいい上司と先輩に恵まれていると思います。ですが、契約社員の人間を社員に引き上げることは、想像以上に難しいようです。
一方香月は、前の会社で先輩の男性社員と不倫していたという噂が流れ、今の会社にいることが辛く感じてしまいました。実際には不倫していなかったようですが、女を使って出世をしようとしていると陰口を叩かれて、肩身が狭くなって辞めたということでした。そのため、今の会社では人と距離を置いて、そんな噂から解放されて心機一転仕事に打ち込もうと思っていたのに、前に噂になった先輩社員が仕事で会社に来て、あろうことか、今の香月の上司がその噂を流すというパワハラ全開の嫌がらせが起こってしまいました。
女性が会社で生きていくには、まだまだ解決しなければならないジェンダーが残っているなぁと思います。女性が目立つことや出世することをよく思わない男性、そしてそれだけでなく、可愛くて美人だと、それを僻む同性までも出現し、たとえその女性が真に優秀だとしても、会社で生きていけなくなることが大いにあると思います。
今回、同期の3人が香月を励まし、かなり救われたようです。また安芸の同期には、人見の先輩の鳴海(マギー)、桐明の先輩の結城(丸山)、香月の先輩である桧山(松田)がいるようで、こちらの同期同士も、なかなか素敵な感じでした。
私も、働いていた頃の同期とは今でも仲良くしており、かけがえのない財産なので、同期の存在というのは、とても大きいと改めて思いました。