はじめまして、愛しています第5話感想!どんな子に育ってほしいか?

第5話では、信次(江口洋介)と美奈(尾野真知子)を親として受け入れて、言葉も話すようになった一(はじめ)との、本当の家族になるための生活が始まりました。

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第5話感想

児童相談所の人に

「これから、一くんにどんな子に育ってもらいたいかを考えながら、子育てをしていってあげて下さい」

と言われた梅田夫婦は、互いにどのような子に育ってほしいかを言い合います。

信次は

「色々と辛いことを経験してきただろうけど、これからは笑顔を絶やさない子に育ってほしい」

と言い、美奈は

「挨拶やお礼がきちんと言えて、人に迷惑をかけない、嘘をつかない子に育ってほしい」

と言います。どちらもとても素敵な価値観だと思いました。どんな子に育ってほしいかを考えるのは、欲を言い出せばきりがないだけに、大変難しいことだなぁと改めて思いました。

一に甘くて、基本的に全然怒らない信次お父さんと、息子のために字を教えたり、礼儀を教えたり、ときには厳しく怒ってしつける美奈お母さんの構図を見ていると、世の中の父母像が顕著に表れていて面白いなぁと思いました。ところが、一が箸の使い方をお豆を掴みながらこっそり練習して床に豆を落としてしまった時、美奈はお腹が空いて勝手に豆を食べようとして落としてしまったと勘違いしてしまい、叱ってしまいます。それから一は少し反抗期気味になり、美奈に

「ピアノなんて嫌いだ。お母さんも嫌いだ。」

と言ってしまいます。それを見た信次は

「美奈ちゃんはお父さんにとって大切な人だ。そんなことを言うなら出ていけ」

と一を初めて叱ります。自分が美奈だとしたら、普段怒らない夫がそんなことを言ってくれるだけ自分を大切に想ってくれていたら、とても嬉しいだろうけど、一だとしたら、普段怒らないお父さんから出て行けと言われたら、すごくショックで、私でも家を飛び出すと思います。

ところが一は、施設に行って字を教えてもらい

「ごめんなさい。すてないでください」

と一生懸命書いたメモを信次と美奈に渡して、

「あいしています」

と呟きます。なんて努力家で、けなげで、愛くるしいんだろう…と、まるで自分の子供に言われたかのように、見ていてほろっと涙が出ました。

どんな子に育ってほしいか…の問いは難しいけれど、自分が親からしてもらって嬉しかったことと、してもらいたかったけどしてもらえなかったことの両方を、してあげれたらいいなと思いました。その気持ちは、必ず子供にも伝わり、その想いに答えようとしてくれるのではないかと信じたいです。

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