このドラマは先週(4月14日)スタートの予定でしたが、熊本地震が発生して1週間遅れてしまいました。
「結婚するって本当ですか?」と言うタイトルから想像したドラマと実際に見た内容とでは、少し印象が違う気がしました。
そんな点も含めて感想を書いていきたいと思います。
第1話感想
この物語は、34歳にしていまだ結婚を意識していない独身の小学校教師の立木早子(松下奈緒)が、周囲に巻き込まれて結婚に向かってなんとなく歩き始めるのですが、その過程で時に傷つきながらも運命の人と巡り合うべく奮闘していくというものです。
必死な婚活ドラマと思いきや
タイトルを見た時は、30歳を過ぎた女性が
必死に結婚に向かって努力をするようなストーリー
かなと想像したのですが、早子先生の場合はそんな感じではなく
なんとなく今までいい人が現れなくて、気付いたらこの歳になってしまった…
というニュアンスのようです。
現代は、結婚の晩婚化や結婚離れが進んでいると聞きますが、女性の社会進出が進み、自分で自分の人生を充実させて輝いている方が多いので、早子先生のような感じで婚期をなんとなく逃している女性が大半なのかもしれません。
結婚は生活
私の中で特に印象に残ったのは早子先生の家族です。
お母さんとお父さんは本当に仲が良く、娘の結婚を焦らせることもしない理想の夫婦であり、理想の両親だなぁと思いました。早子先生の妹はすでに結婚していますが、とても家族思いないい妹のように見えます。その妹のセリフの中に、
「結婚は生活だから、つまらないものだと言ったら、結婚がつまらないという人は、その人自体がつまらない人なのよ。」
と母に怒られたというのがありました。
私も結婚していますが、結婚を後悔したことはないものの、毎日楽しいと感じているかと言われると自信は全くありません。
けれど、このドラマのお父さんお母さんを見ていると、本当に何気ない日常が楽しそうで、その秘訣は紛れもなくお父さんとお母さんの人柄によることが自然と伝わってきました。
このドラマは、結婚したら幸せだとか、結婚できなければ負け組だとか、そういうことは一切言わず、色々な生き方や考え方を見つめなおすことのできるドラマのような気がしました。