パーソナルナンバー乗っ取りに、元カノのはるか(ミムラ)が関係しているのではと考えた藤堂(藤原竜也)がはるかを問い詰めた結果、命を失ったはるか。このことが、更なる波乱を生みそうな予感です。
第4話感想
新一に病的にまで惹かれていたはるかは、藤堂新一に疑われて錯乱状態に陥り、自殺を図り、帰らぬ人となりました。あまりにも唐突で
「えっ、本当に死んだの?」
と始めはよくわからなかったくらいですが、あっけなく葬儀まで行われてしまったようです。
はるかや部下の五木(志尊淳)は相変わらず怪しいですが、新一の婚約者である早苗(二階堂ふみ)も、2億円の横領に関して何らかの関わりがある可能性が出てきました。本当に、謎がどんどん増えていくペースに対して、解決していくペースがあまりにも遅すぎて、とても見るのに疲れてきてしまう部分があるので、今後はもう少し、謎を解決するペースアップをしていってほしいものです。
わかったことといえば、偽物の藤堂新一こと川野(遠藤)に接触した本物の新一は、人生を金で売れる組織があるとの情報を得て業者に接触します。そこにはBAR-KINGの常連客である男がいて、そいつが新堂に電話をかけてきていた「ガキの使い」の正体であったことがわかります。ガキの使いと五木は繋がりがあるようですが、五木のガキの使いであったわけでもなさそうなので重要な部分はまだわかっていませんが、藤堂新一の周りはとにかく敵ばかりのようです。
唯一今のところ味方オーラ全開なのが、BAR-KINGのバーテンダー日下(伊野尾)で、路頭に迷っていた新一を自分の自宅に居候させてあげていますが、なんか胡散臭いので、ものすごく重要な黒幕である可能性もありそうです。また、はるかの死によって、ずっと想いを寄せ続けていた斉藤(今野)は、藤堂新一を激しく恨み、研究所も辞めて復讐に専念しようと決めたようで、藤堂と早苗のマンションの前でバトルすることに…。しかし、斉藤の持っていたナイフは最終的に本人の胸に刺さり、斉藤は死んでしまった模様でした。それを目撃した早苗は、警察の取り調べで見たことを正直に話します。絶体絶命のピンチを、藤堂はどのように切り抜けるのでしょうか。
次回はもう少し謎が解決して話がクリアになるのか、それとも更に複雑化するのか、今後のストーリー展開が楽しみです。